かぶれとパッチテスト

「かぶれ」は、物質が頻回に皮膚に触れ、皮膚から吸収されることでアレルギーをおこし、かゆみや湿疹が生じます。よって、別名アレルギー性接触皮膚炎ともいわれます。

　毛染めによる頭皮のかゆみ、化粧品による顔の湿疹、ピアス・ネックレス・ベルトのバックル部などの金属接触部のかゆみ、シップ部のかゆみ、手荒れなどは接触皮膚炎が原因のことがあります。

　パッチテストは、「かぶれ」の原因として皮膚に接触する化学物質、日用品（染料、防腐剤）、化粧品（香料）、薬剤、歯科金属、ゴムの硬化剤、樹脂などが関係していないか調べる検査です。

検査の初日、2日目、3日目、1週間後の4日間の来院が必要となります。予約でおこなっていますので、診察時にご相談ください。

注意）7-9月は汗にて検査結果の判定が困難になる場合があるため、基本的には検査は控えています。