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京都府立医大病院皮膚科で毛髪外来を行っていた経験を活かし、円形脱毛症の治療を行います。

円形脱毛症では、診療ガイドラインを参考にしつつ患者さま一人一人に合った治療を提案していきたいと思います。ステロイド剤外用、ステロイド局所注射療法、エキシマライトによる紫外線療法などの保険適応の治療から、局所免疫療法など保険適応外の治療も行っています。

<円形脱毛症とは>

原因不明の後天的な脱毛症で、遺伝的な背景を基にして起こると言われています。毛包組織に対する自己免疫疾患と考えられています。

<円形脱毛症の疫学>

全人口の2.1%に発症します。患者のうち7%が重症化しますが、自然軽快することも多い病気です。アトピー素因や自己免疫疾患などの既往のない単発症例や少数多発症例では、80%の方が1年以内に治癒します。重症化する方は円形脱毛症の素因や素質があると考えれれています。

<円形脱毛症の分類と重症度>

単発型・多発型・全頭型・全身型・生え際が帯状に脱毛する蛇行型などがあります。頭皮の25%以上の脱毛を重症と判断します。

<急性期、固定期とは>

脱毛を自覚して急速に病変が拡大する時期を急性期といいます。脱毛を自覚しておおよそ半年程度をさします。急性期をすぎ脱毛症状が半年以上こえた状態を固定期といいます。

<円形脱毛症の治療>

日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017において、推奨度Bの治療は、ステロイド外用療法、ステロイド局所注射療法、局所免疫療法などがあります。推奨度C1には、ステロイドパルス療法・内服療法、紫外線療法、冷凍療法、直線偏光近赤外線療法、抗ヒスタミン剤・セファランチン・グリチルリチンなどの内服、カルプロニウム塩化物・ミノキシジルの外用などがあります。脱毛症の分類・重症度・病勢などを考慮し治療約法を選択していきます。

2022年以降、6か月以上発毛がみられない重症の円形脱毛症に対して新たに2種の内服薬が承認されました。JAK阻害剤の一種で、12才もしくは15才以上が適応となります。こちらは定期的な検査も必要な薬剤になりますので総合病院に紹介し対応していただいております。

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