じんましんは比較的よくある病気で、5人に1人が一生のうちに一度は経験すると言われています。食べ物や薬、風邪などの感染症や運動、気温の変化、寝不足や疲労などの刺激、圧迫や日光などでも出現します。しかし、原因がはっきりしないことが多いのも事実です。
じんましんは皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、数時間で跡形もなく消えてしまう病気です。多くはかゆみを伴ない、毎日出現するととても辛いものです。
治療は、じんましんの種類によって対応は変わりますが、基本としては、原因や悪化因子を避けて、抗ヒスタミン剤と中心とした薬物療法になります。コントロール不良の場合は、抗ヒスタミン剤の増量・2種類の併用・変更、トラネキサム酸や漢方薬など追加し対応します。
2018年より難治性の特発性の慢性じんましんの治療に、月に1回注射する抗体製剤が加わり、生活に支障が出ている患者さんへの治療の幅が広がっています。
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